わたしが尿漏れ?!嘘でしょ!!
まさか自分がなるとは思っていなかった産後の尿漏れに悩まされている女性も多いのではないでしょうか?
ここでは、尿漏れはいつまで続くのかや自分でできる尿漏れ対策についてお伝えしたいと思います。


目次
産後の尿漏れはいつまで続くの?
尿漏れになると「いつまで続くの?!」と気になりますよね?
症状や期間には個人差がありますが、通常は産後4ヶ月くらいには治まることが多いようです。
また、長くても産後1年で治まるケースが多いといわれています。
産後の尿漏れの原因は?
産後の尿漏れは気づかないことも多いですが、中にはジャンプした時にピュッと出ることもありますよね?
ひどい人になると、咳やくしゃみ等、ちょっと力を入れたり、体勢を変えただけでドバッと尿漏れが起きることも!
そんな産後の尿漏れですが、1番の原因は「骨盤底筋のゆるみ」だといわれています。
骨盤底筋は、尿道や膀胱などの内臓を支えている場所で、尿道を締めることで尿漏れを防ぐ役割を果たしています。
妊娠中は赤ちゃんの成長に伴って骨盤底筋に重みがかかり、膀胱も下がりやすく尿道の締まりも弱くなります。
また、出産時には骨盤底筋にさらに負担がかかり、骨盤底筋がダメージを受けて、ちょっとした負担でも尿が漏れやすくなってしまいます。
産後の尿漏れ対策
産後の尿漏れは自然に改善する場合が9割だといわれています。
ただ、人によっては身体の回復に時間がかかったり、骨盤底筋へのダメージが大きく、なかなか尿漏れが改善しないことも。。
また、50歳以降になると潜在化していた骨盤底筋の緩みによる頻尿や尿漏れ等の症状が再び出てくる事も多いので、産後の尿漏れが改善しても骨盤底筋を鍛え続けることをおすすめします。
ここでは、そんな尿漏れ対策におすすめのアイテムや方法をいくつかご紹介したいと思います☆
産後の尿漏れ対策用の骨盤ベルト
産後の尿漏れ対策は早いうちから対策に取り組むのがポイントになります。
そして、産後の尿漏れを改善する鍵を握るのが「骨盤矯正」になります。
産後の尿漏れ改善には尿漏れ対策体操など、いくつかの方法がありますが、体操したくても底筋に力を入れる感覚が消えて体操の効果が出にくい人もいます。
また、なんとなくやる気が出ず、結果が出るまで体操をがんばれない人もいますよね?
そんな方には着けているだけで骨盤矯正を行い、尿漏れを改善してくれる骨盤ベルトがおすすめです。
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産後の尿漏れパッド
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産後の尿漏れには専用のパッドもおすすめです。
生理用ナプキンやおりもの用のパンティライナーを使っている人もいるかもしれませんが、経血やおりものと尿では成分が違います。
パンティライナーだと尿が溢れてしまうこともありますし、生理用ナプキンだと逆戻りしてしまうことも。。
その為、産後を快適に過ごすには尿をサッと吸収してくれる専用パッドがベストです。
専用パッドがあると、普段と変わりなく過ごせることができ安心して過ごせますよ☆
産後の尿漏れ対策体操
骨盤底筋のゆるみを改善するには、肛門と膣を締めて緩める体操が効果的です。
ちなみに、産後の尿漏れ体操はいつから行って良いのか気になりますが、早くとも産後の1ヶ月検診で問題がないことが確認できてからにしましょう。
では早速、やり方をみていきましょう。
骨盤底筋体操
次の体操はシーンに応じて行ってみてください。
仰向けの姿勢で
1. 仰向けの姿勢になり足を肩幅に開き、ひざを軽く立てます
2. リラックスしたまま肛門と膣を締め、胃のほうに持ち上げるイメージでゆっくり5数え、ゆっくり肛門と膣をゆるめます
机にもたれた姿勢で
1. 足と腕を肩幅に開き、手を机について体重を両手にかけます
2. 背中を伸ばして顔を上げ、肛門と膣を締め、胃のほうに持ち上げるイメージでゆっくり5数え、ゆっくり肛門と膣をゆるめます
イスに座った姿勢や電車など乗り物を乗っている時
1. イスに腰掛け、床につけた足を肩幅に開き、背中は真っすぐにたてます
2. 顔と視線は前方に向け、お腹に力が入らないようにします
3. 肛門と膣を締め、胃のほうに持ち上げるイメージでゆっくり5数え、ゆっくり肛門と膣をゆるめます
ひじやひざをついた姿勢で
1. 床にひざをついて、四つん這いになります
2. ひじはクッションや枕などの上に立てて手にアゴを乗せます
3. 肛門と膣を締め、胃のほうに持ち上げるイメージでゆっくり5数え、ゆっくり肛門と膣をゆるめます
上記のように、肛門と膣を締めたまま5秒キープする体操×5回に加え、肛門と膣を締める&ゆるめるという動きをパッパッと速く繰り返す×5回行うのを1セットにします。
筋肉の状態で個人差はありますが、1日10セットを目安に行うと良いでしょう。
一気にやる必要はないので、ちょっとした合間に分けて行うと長続きできますよ☆
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産後の尿漏れが治らない場合
産後1年経っても、頻尿・尿漏れの症状が続く場合は、骨盤底のゆるみが重症の可能性があります。
症状が重くなると、仕事や家事に支障が出たり、尿漏れの心配から行動が制限されることも!
また、夜中に何回も起きることで寝不足になったりと、生活の質を低下させてしまうことにもなりかねません。
その為、産後1年経っても尿漏れが続くという人は早めに泌尿器科を受診しましょう。
尿漏れを改善するために病院で行う治療法は大きく分けて理学療法と薬物治療と手術になります。
■ 理学療法:
⇒ 電気や磁気の療法、
尿漏れ改善指導、
リングペッサリー(補助器具)等
■ 薬物治療:
⇒ クレンブテロール塩酸塩
(尿道の内圧を高める働きがある薬。腹圧性尿失禁の場合のみ有効)
産後の尿漏れに対する理学療法や薬物治療は、軽度の尿失禁のみ効果が得られるといわれています。
中程度以上の尿失禁や「とにかく早く治したい!」と考えている人は手術を勧められることが多いようです。
ただ、手術といっても大きなものではなく、最近では日帰りでできるものもあるそうです。
まとめ
産後の尿漏れに悩んでいる女性は実は多く、決して恥ずかしいことではありません。
通常は産後1年で自然に治るといわれていますが、早いうちから対策に取り組んでおけば、それだけ改善も早くなります。
まずは、セルフケア等、ご自身でできることから始めてみましょう。

